高橋が2018年6月23日のShibuya Synapseに登壇します

今回は強化学習がテーマで、講演とパネルディスカッションがあります。まだ席があるようなので、興味のある方はお越しください。他メンバーが大変豪華です。

https://shibuya.ai/info/03/

 

高橋については以下のようになります。

講演タイトル

認知科学からの視点:
満足化によるエミュレーションと、判定問題としての強化学習

要旨: 限定合理性・満足化の新しいモデルを与え、その優れた性質を分析する。当モデルは動物の摂餌行動に広汎に見られる巧みなリスク感受性の切り替えを表現し、プロスペクト理論やフレーミング効果に似た効果も実装している。さらに、社会的学習の重要な一種であるエミュレーションのモデルとしても有効であり、かつ強化学習を最適化問題でなく決定問題として解く可能性を開くことを議論する。

プロフィール: 東京電機大学 理工学部 情報システムデザイン学系 准教授

1978年秋田県生まれ。東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系(知能情報デザインコース)准教授。ドワンゴ人工知能研究所協力研究員。東京大学教養学部基礎科学科科学史・科学哲学科卒業。神戸大学自然科学研究科修了。博士(理学)。ロンドン大学バークベック校 訪問研究員、パリ高等研究実習院 (EPHE) 訪問研究員、東北大学電気通信研究所 共同研究員、日本女子大学 総合研究所 研究員、学習院大学 計算機センター 研究員を歴任。内部観測研究室を主宰し、認識の外部を捉まえる認知の柔軟さと創造性を可能な限り計算論的・経験的に研究したく、認知モデリングとその機械学習への応用、また心理実験を行う。Cognitive Science Society、人工知能学会、日本認知科学会などの会員。